この先一生後悔するんだろうな……

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祖父母の夢を見た。
そういえば今日は母方のおばあちゃんの命日でした。

2年前のこと。
その3ヶ月前に亡くなったおじいちゃんの後を追うようにして
おばあちゃんはこの世を去りました。

それは私にとってあまりに突然すぎる別れでした。
病気だったんだけどね。

おじいちゃんのほうは病気になってることすら知らなかった。
入院してたことさえ知らなかった。

だから突然の報せに頭が追いつかなかったのを覚えてる。
と同時に、私家族にハブられてるのかと思ったのも覚えてる(笑)
当時は大学の人間関係崩壊してどん底にいたからな・・・。

私はおばあちゃんっ子だったらから
そりゃもうすごく悲しかった。
孫の中では一番お世話になったから誰よりも泣いた。

私にとっておばあちゃんはこうなりたいっていう
理想の人間像の一人だったんだ。

私はおばあちゃんが怒ったのを1回も見たことない。
1回も、だよ。
いつだって優しくたしなめてくれて。
笑って許してくれる朗らかな人だった。

そしていつも自分のことよりも
私たちのことを気にかけてくれる人だった。

私はあの時一番時間があったからさ、
よく入院しているおばあちゃんをお見舞いに行ったものだよ。
もしかしたら私が一番行ってたかも。
反対に一番時間が無かったのは
おばあちゃんの娘である私の母。
仕事がめちゃクソ忙しくてね。

だから私がおばあちゃんに会いに行くと
いつも母のことを心配してた。
最後に聞いたお願いも「お母さんを支えてあげて」だった。

それから一週間もしないうちにおばあちゃんは亡くなった。
医者の話では起きていると辛いから薬で眠っている時間が長くなるけど
数週間~数ヶ月って聞いてたんだけど・・・・・・。
死に目には会えなかった。母も。私も。
突然のお別れだった。

あれからもう2年も経つんだと思わされる。
祖父母の家はすっかり片付けられて
もうほとんど空き家同然なんだけど
それでも家の中に入ると2年前と変わらない匂いがする。
家に入るとおばあちゃんが出迎えてきてくれるのではないかという気がする。

キッチンに残されていた1月末で止まったままの
日めくりカレンダーを見ると時間が止まっているように錯覚する。
祖父母がいたあの頃のまま・・・。

でも現実にはあの家にはもう誰もいない。
祖父母が使っていた物もほとんど残っていない。
ただ思い出だけが残っていて。
それを思い出すと自然と涙が出てくるんだ。

子供の頃、たまに長い休みがあるたびに泊まりに来てた思い出。
電車の沿線近くにあるからよく踏切で電車を見ていた思い出。
庭に植えてある柿の木から採れた柿をおいしく食べていた思い出。
近くであるお祭りで猩々に追い回されて泣いていた思い出。
障子に穴を空けまくった思い出。
10以上年下の従弟に遊ばれた思い出。

他にもよく差し入れをもらっていたな~。
ぶらりと遊びに行くといつもお菓子やジュースを用意していて。
自転車が壊れてはいつも修理してくれて。
私の帰りが遅いときはわざわざ駅まで来て待ってくれていた。

本当にいっぱい、いっぱいもらっていたんだなあ・・・。

だからこそ、私はすごく後悔していることがあるんだ。

それまでの私はもう尋常じゃないくらい引っ込み思案だった。
これだけいっぱいしてもらってるのにさ、
ちゃんと会話した記憶が全然ないんだよ。
わりと表情に出やすいタイプではあったけど。

だから感謝の気持ち、伝わっていたのかなって。
おばあちゃんたちがしてくれたことに私、
何にもお返しできなかったなあって。

ちゃんと気持ちを伝えたかった・・・。

今ならそう思えるよ。
失ってから初めて気づくってこういうことなんだね。
どれだけこの気持ちを伝えたいと思っても
伝えるおばあちゃんもおじいちゃんももういない。

お墓の前でもいっぱい話したけどさ、
それでも私は話せなかったことを後悔しているんだ。
たぶんこの先一生後悔するんだろうな・・・。

明日何が起こるかわからないのが人生。
予測できないのが醍醐味でもあるし、
取り返しの付かないことにもなる。

私はもう後悔しない。後悔したくない。
一日一日を大切にして生きるって決めたんだ。

それが私にできる唯一の孝行だと思うから。

あなたは後悔しない人生を送れてるかな?

PS

おばあちゃん、今でも大好きだよ。
ありがとう。

 

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